斎藤元彦知事が”失職”!”辞職”とは何が違う?

9月19日兵庫県の斎藤元彦知事が不信任案が可決されました。

  • 辞職
  • 失職
  • 議会解散

どれを選ぶのかが注目されており

9月26日に斎藤元彦知事は、失職を選ぶことを決めました

辞職も失職も仕事を辞めることは一緒なのですが

辞めた後に、また選挙に出て当選した際の任期が変わってくるようです。

それぞれどう違うのかを調査してみました。

この記事で分かること

辞職とは?

失職とは?

議会解散とは?

過去にも同じようなことがあった?

目次

辞職とは?

出典:読売新聞

辞職とは仕事を辞めることを言います。

会社に勤めている人も、会社を辞めるときには「辞職をする」と言います。

会社員でも公務員でも使われているようです。

今回の斎藤元彦知事が辞職をした場合どうなるのでしょう?

斎藤元彦知事は再度知事になるために知事選挙をします。

知事の任期は4年です

前回当選したのは2021年でした。

現在2021年から3年経過したところです。

そして知事に当選した場合、任期は前回の残りの1年のみになってしまいます。

前回の任期が継続されることになるんですね。

失職とは?

失職とは仕事を辞めることを言います。

主に公務員に対して使われることが多いようで、自動的に職を失うことをいうようです。

今回、斎藤元彦知事は失職を選びました。

失職し再選するとどうなるのでしょう?

知事の任期は4年です

もし斎藤元彦知事が知事再選をした場合、任期は4年となります。

新しく任期をスタートするという感じですね。

議会解散とは?

議会解散とは議会を構成している議員全員に対して、任期満了前に一斉に失職させることを言います。

現在、兵庫県議会の議員は86人おり

もし斎藤元彦知事が議会解散の決定をしたら、議員全員が失職し

40日以内に県議選という選挙を行い、新たに議員が選ばれます。

その間斎藤元彦知事は知事のままです。

そして新たな議員でも不信任決議案が提出され、過半数の賛成が得られると

斎藤元彦知事は失職します。

過去にも同じようなことがあった?

2002年にも同じようなことがあったようです。

田中康夫氏は斎藤元彦知事と同じく、議会より不信任決議案が出されました。

その後可決され失職。

そして知事選に再び立候補し、再選をしました。

出典:日刊スポーツ

平成14年の長野県知事・田中康夫氏。
政治手法が「独善的」だとして議会側が反発し、不信任決議案が出され、可決されました。

10日後に失職しましたが、知事選に再び立候補し再選しました。

引用:NHK

こういった前例もあるので、斎藤元彦知事も同じように知事選で再当選する可能性もありますね。

田中康夫氏の場合

不信任決議案が可決 → 失職 → 知事選出馬 → 再当選

まとめ:斎藤元彦知事が”失職”!”辞職”とは何が違う?

以上、斎藤元彦知事が”失職”!”辞職”とは何が違う?という内容を詳しくまとめました。

分かったことは、斎藤元彦知事の場合

辞職したのちに当選  任期は約1年

失職したのちに当選  任期は4年

という再選した際の、任期の違いがあったことが分かりました。

そして2002年には田中康夫氏が同じようなことがあったようです。

今回、斎藤元彦知事はどうなるのでしょうか?

選挙の結果が分かり次第追記していきます。

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