『元科捜研の主婦』第6話は、詩織の親友が殺人事件の容疑者になる波乱の展開でしたね。
即効性の毒がなぜ6時間後に効いたのか?
不可解な「遅効性殺人」のトリックを詩織が科学の力で暴きます。
しかし、事件の真相に隠されていたのは「働く女性たちの葛藤」と「恩人を想う切ない友情」でした。
思わず涙してしまう犯人の動機や、不穏な動きを見せる警察内部の伏線まで、第6話のあらすじと考察を詳しくまとめました!
1. 『元科捜研の主婦』第6話の公式あらすじと事件の概要

今回の物語は、主人公・詩織(松本まりか)が、大学時代の親友である由利(黒川智花)と久々の再会を果たすところから始まります。
由利は今、勢いのある美容系メーカーの広報として、華やかに活躍中。
しかし、再会の喜びも束の間、悲劇は由利の職場で起こりました。
新商品の発表会が行われた直後、打ち上げの席で社長の西条(田中幸太朗)が突然苦しみ出し、命を落とします。
死因は毒殺。
現場に居合わせた由利は、社長に最後に飲み物を渡した人物として、最有力容疑者となってしまうのです。
「由利がそんなことをするはずがない」と信じる詩織。
しかし、警察の捜査が進むにつれ、現場から毒物が発見されないという矛盾と、親友・由利が見せる不可解な言動が、事件を迷宮へと誘っていきます。
2. 【時系列あらすじ】親友・由利への疑いと不可解な謎
事件の流れを時系列で追っていくと、そこには周到に練られた計画と、由利の「危うい行動」が見えてきます。
① 打ち上げ会場での異変
新商品「エターナル・ビューティー」の発表会は成功裏に終わり、関係者のみで行われた打ち上げの最中でした。
西条社長がワインを一口飲んだ直後に倒れ、そのまま帰らぬ人となります。
警察は即座にワインやグラスを鑑定しますが、意外にも毒物は検出されませんでした。
② 即効性の毒「アコニチン」の矛盾
検視の結果、西条の体内からは猛毒の「アコニチン」が検出されます。
トリカブトに含まれるこの毒は、本来ならば摂取後すぐに症状が出るはず。
しかし、西条が最後に口にしたワインからは毒が出ず、さらに彼が最後に何かを口にしたのは、遡ること6時間前の「サプリメント」摂取時でした。
③ 由利が隠した遺書と小瓶
詩織は、由利がこっそり社長のバッグから「遺書」のようなメモと、謎の「小瓶」を抜き取るところを目撃してしまいます。
親友を信じたい詩織は、自ら由利を問い詰めますが、彼女は「社長を守りたかっただけ」と涙ながらに沈黙を貫きます。
この証拠隠滅とも取れる行動が、由利への疑いを決定的なものにしていきました。
3. 【トリック解説】アコニチンが6時間後に効いた「科学の答え」
「即効性の毒が、なぜ6時間も経ってから効いたのか?」
この最大の謎を解いたのは、やはり詩織の科学者としての執念でした。
彼女は被害者の遺体解剖データから、腸内に残された微細な「カプセルの残骸」を発見します。
それは、「浸透圧ポンプ製剤」と呼ばれる医療技術を悪用した、巧妙な遅効性トリックでした。
浸透圧ポンプの仕組み
このトリックには、セルロース系ポリマーで作られた「半透膜」の穴あきカプセルが使われていました。
このカプセルは以下のようなプロセスで毒を放出します。
- 胃を通過: 酸性の強い胃の中では溶けず、そのまま通過する。
- 水分吸収: 小腸に到達すると、半透膜を通じて周囲の水分を吸収し始める。
- 膨張と放出: カプセル内部の薬剤が水分で膨らみ、膜に開けられた精密な「小さな穴」から、一定の速度で中身を押し出す。
通常は薬を体内で長時間安定して効かせるための技術ですが、犯人はこれにアコニチンを詰め
「6時間後に致命的な量が放出される」よう設計していたのです。
これにより、犯人は毒を飲ませた瞬間のアリバイを気にする必要がなくなりました。
4. 【真相と犯人】ユーカリの葉が導いた悲しい結末
詩織は、由利のポケットから偶然落ちた「ユーカリの葉」のポプリを見て、ある違和感に気づきます。
そのポプリは、会社の一部の幹部しか持っていない特注品。
そして、そのユーカリに含まれる油分が、現場の防犯カメラの映像を「ある一点だけ」わずかに歪ませていたのです。
真犯人の正体
真犯人は、営業部長の奥田幸恵(馬渕英里何)でした。
彼女は、海外の製薬工場に対し、「新しい動物実験用のデバイスを試したい」と偽り、特注の浸透圧ポンプカプセルを制作させていました。
西条社長が毎日欠かさず飲んでいたサプリメントの瓶の中に、この「毒入りカプセル」を一つだけ紛れ込ませたのです。
由利が証拠隠滅をしようとしていたのは、彼女が尊敬する奥田を疑いたくない一心からでした。
奥田は、かつて由利が仕事で大きなミスをして挫折しそうになった際、「働く女性として強くあれ」と支えてくれた恩人だったのです。
5. 【泣ける理由】犯人の動機と“選ばなかった人生”の葛藤
今回の事件がこれほどまでに切ないのは、犯人である奥田の動機が、あまりにも過酷な「働く女性の現実」に基づいていたからです。
奥田は、会社設立当初から西条社長を支え続け、プライベートのすべてを犠牲にして今の美容メーカーを育て上げました。
しかし、会社が軌道に乗ると、西条社長は手のひらを返します。
コストカットのために育児支援制度の縮小を決定し、さらに意見した奥田に対し、「横領の濡れ衣」を着せてクビにしようと画策していたのです。
「私はこの会社のために、結婚も子供も、自分の時間も全部捨てた。
それなのに、あの男は私たちの努力をゴミのように捨てようとしたのよ」
奥田のこの悲痛な叫びに、言葉を失う詩織。
- 専業主婦を選んだ詩織
- キャリアウーマンとして邁進する由利
- すべてを捧げて戦い、そして裏切られた奥田
異なる道を歩んだ三人の女性たちの葛藤が交差するシーンは、涙なしには見られませんでした。
由利が罪を被ってでも奥田を守ろうとしたのは、自分と同じ夢を追っていたはずの恩人が、壊れていく姿を見たくなかったから。
友情と尊敬、そして社会の不条理が混ざり合った、あまりにも悲しい結末でした。
6. SNSで話題!第6話の注目ポイント
放送中、SNSでは以下のようなポイントで盛り上がりを見せていました。
- 「防犯カメラの前ですり替えは怖すぎ」奥田がサプリをすり替える姿が防犯カメラの死角を突いたつもりが、わずかな反射で映り込んでいたことに、「詰めが甘いけど、その必死さがまたリアルで怖い」という声が多数。
- 詩織の決め台詞が熱い「わからないことは、とことん調べる。それが科学者ですから」と、親友を救うために顕微鏡を覗き続ける詩織の姿に、「主婦になっても中身は科捜研!」「今回の詩織さん、いつになく熱かった」とファンから絶賛の声が上がっています。
7. 【考察と伏線】「厚木窒素ガス殺人事件」と警察内部の黒い影
さて、一話完結の事件の裏で、物語の核心に迫る「警察内部の闇」が加速しています。
事件番号4-14の進展
道彦(横山裕)の兄・修一(戸次重幸)が殉職する直前まで追っていた「厚木窒素ガス殺人事件」。
今回、道彦はその事件に関連する新たな資料を見つけ出しますが、不可解な妨害が入ります。
金田捜査一課長の怪しい動き
捜査一課長の金田(渡辺いっけい)が、誰かに「例の件、片付きました」と報告するシーンがありました。
さらに恐ろしいのはラストシーン。
科捜研副所長の加藤(小手伸也)が、自身のPCから「あるDNA型鑑定書」のデータを完全に消去。
冷淡な表情で「終わりました」と何者かに電話をかける姿は、これまでのコミカルな小手さんのイメージを覆すほど不気味でした。
科学の力で真実を導き出す詩織に対し、「科学の証拠を消し去ることができる人間」が内部にいる……。
これは詩織にとって最大の脅威になるはずです。
8. 【次回以降の予想】削除されたDNA鑑定書の意味とは?(※憶測)
※ここからの内容は今後の展開に関する憶測を含みます。
加藤が削除したDNA鑑定書は、おそらく「厚木窒素ガス殺人事件」の真犯人、あるいは修一の死に関わる「冤罪」を証明する決定的な証拠だったのではないでしょうか。
もし、警察幹部が保身のために冤罪を隠蔽しているのだとしたら、その鑑定書を復元できるのは、もう詩織しかいません。
次回の第7話では、道彦が兄の遺志を継ぎ、詩織とともに警察中枢への潜入、あるいは内部データの復旧を試みる展開が予想されます。
「科学は嘘をつかないが、人間は嘘をつく」。
残り3話。警察内部に潜む「黒幕」の正体は誰なのか?そして詩織の平和な主婦生活は守られるのか?次回も絶対に見逃せません!

コメント